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東京国立博物館の特別展「運慶 祈りの空間-興福寺北円堂」
公開日:2025年09月26日(金)
みなさま、こんにちは。今回ブログ担当の(ふ)です。
運慶の作品で最も有名なのは東大寺南大門の2体の金剛力士像「阿形」「吽形像」だと思います。
修学旅行等で奈良を訪れることは多いので、この金剛力士像は目にされた方も多いと思います。
今回の展示は同じ奈良県の興福寺北円堂に祀られている7体の仏像です。
とても静かで穏やかな国宝・弥勒如来坐像ほか3体の仏像と
煌びやかな衣装を纏った力強い四天王立像4体です。
四天王像の衣装の動きが布のように滑らかで木で作られているようには見えないほどです。
このような展覧会では仏像を360度観ることできるのでうれしいです。
お寺に祀られているときは背中側を真後ろから見ることはできないからです。
そしてお寺で拝観するよりも近くて観ることができます。
仏像好きの方は、この機会に是非足は運んでいただきたいです。
仏像好きではなくでも運慶のすごさを間近でご覧いただきたいです。
東京国立博物館の庭園があるのはご存じですか。
本館の向かって右から入ることができます。
ちょっとした散策にお勧めです。
中には食事やお茶が楽しめる日本家屋もあります。
京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで開催されている
「ぜんぶ、北斎のしわざでした」展(9/13~11/30)にも行ってきました。
北斎というと富嶽三十六景などの浮世絵を思い浮かべますが、
こちらの展覧会では北斎漫画を中心に数多く展示されています。
マンガやアニメを彷彿させる表現で江戸時代でこれをやった北斎すごい!と感動します。
浮世絵とは違う葛飾北斎を観るのにまたとない機会です。