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1万5千歩の街歩き
みなさま、こんにちは。今回ブログ担当の(き)です。
只今弊所は、健康増進のため、一万歩運動キャンペーン中です。
この期間は毎日歩数を申告し、個人やグループで競うという、
楽しくも、運動嫌いの私にはちょっと大変でもあるイベント期間です。
とはいえ、新緑の街を歩くのは気持ち良いものです。
そこで、増上寺から虎ノ門あたりの散策の一日を紹介します。
芝公園のあたりは緑が多く、新緑が鮮やかです。
江戸時代の大門は手前に川があり、橋がかかっていました。
現在の大門は背後に東京タワーが見えます。
増上寺は江戸城の裏鬼門(南西)です。
鬼門(北東)に位置する寛永寺とともに、
邪気を払い江戸の街を守る鎮守として祀られました。
法要が無い時間は本堂の椅子に腰かけて、御本尊、阿弥陀如来像をゆっくり拝観出来ます。
阿弥陀如来は、西に座し、西方にあるとされる極楽浄土へ導く仏です。
観音菩薩とお地蔵様が、子供たちの供養をしています。
風車が5月の風にカタカタと廻っていました。
徳川家ゆかりのこのお寺には6人の将軍や親族が葬られています。
青銅の門には葵が彫られ、墓所を守っています。
墓所の拝観料は500円、登り龍、下り龍が描かれたクリアファイル付きです。
戦火で立派な霊廟は消失し、今は石や青銅の墓所が残るのみです。
14代将軍家茂の正妻として、天皇家から降嫁した和宮の墓所は菊の御紋が彫られ、
家重と並んで佇んでいました。早世ながら、激動の時代を生きたその人生に想いを馳せました。
墓所の前のこれらの菩薩は1,000年ほど前のものです。
ときを経ても、なんとも良いお顔をしています。
お休み処のモンブランは見た目と違い、あっさりした味で、玉露と相性ばっちりでした。
休んだ後は東京タワーめざして歩きます。
国旗に鯉のぼり、日がさすと初夏のようです。
麻布台ヒルズはイギリスの建築家の建物、円形の外観がユニークです。
終着地点は虎ノ門ヒルズ、今歩いてきた東京タワーが遠くに見えました。
休憩を楽しみに沢山歩きました。
私の場合は休憩のために歩いたような一日でした。
5月は本当に良い季節です。